バリスタ 篠崎 好治

「新しい日常」を全自動コーヒーマシンで彩る。

トップバリスタにして、バリスタの育成、カフェのコンサルティングの分野でも活躍する篠崎好治さん。ニューノーマルの時代になり、家で過ごす時間の長さや質が劇的に変化したことにより、「家でコーヒーを楽しむ」ためのさまざまなオーダーが生まれているそうです。コーヒーのプロフェッショナル、篠崎さんが、使ってみて驚きを隠さない、JURA ENA8の魅力について、お話いただきました。

家で過ごす時間を、コーヒーででちょっと贅沢に

家で過ごす時間を、コーヒーででちょっと贅沢に

リモートワークをされる方も多くなり、家で過ごす時間が増えているせいか、コーヒー豆をロースト販売している店などが大盛況です。今までインスタントコーヒーを飲んでいた方々が物足りなくなり、挽きたてのコーヒーを飲みたいという需要や、「外食が難しいので、自宅でちょっと贅沢なコーヒーを」という機会が増えているのではないでしょうか
実際私の仕事でも、「お家で手軽に美味しいコーヒーを淹れる方法を教えてください」というような仕事が増えています。家で過ごす時間が長くなると、コーヒーを飲むだけでなく、豆や、淹れ方、プロセスにもこだわる人が増えてきます。僕らの世界でいえばラテアートもそうですね。インパクトが強いので、お客様がいらっしゃったりとか、誰かに振舞ったりするにはすごく良い。ただ、少し前までの家庭用のコーヒーマシンだと、ボコボコの粗い泡しかできなかったので、頑張って真ん中に白い丸を作り、爪楊枝で絵を描くというレベルだったのですが、今はきめの細かい泡が作れるので美しいラテアートを描くことも可能です。その点、JURAのマシンは、プロが使っている何百万円もするようなマシンで淹れたのと変わらないくらいのクオリティで、きめ細かく美しいフォームが作れるのが魅力ですね。

バリスタレベルのエスプレッソが自在に、しかも経済的に

エスプレッソ自体のクオリティも圧倒的に高く、挽き目の粉の細かさが微調整できたり、自分で湯量が変えられたり、ピンポイントで自分の好きな味を実現できる。しかも、豆から挽くタイプのマシンは、カプセルタイプのものと比べて、1杯あたりの原価が抑えられるので、経済的にも助かると思います。
全自動のエスプレッソマシンはヨーロッパ製が多いのですが、ヨーロッパでは冷たいコーヒーを飲む文化がないので、温かいドリンクの機能しかついていません。ただ、使い方によっては、非常に多くのバリエーションが楽しめます。たとえばグラスに氷を入れて、牛乳を入れて、上からエスプレッソを淹れれば、簡単にアイスラテが作れますし、豆乳でやってみようとか、オーツミルク(植物性のミルク)でやってみようとか、可能性も無限に広がります。私も家でアイスドリンクを作ってみたのですが、アイスコーヒーなら、グラスに氷を敷き詰めて、エスプレッソドッピオのボタンをおして、あとはお好みで加水して濃さを調整すれば、お店と変わらないクオリティのアイスコーヒーができますし、家にあるチョコレートシロップや牛乳でカフェモカやラテマキアートも

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プロフェッショナルクオリティを実現するENA 8

プロフェッショナルクオリティを実現するENA 8

特にこのJURA ENA 8は挽き目をお好みに合わせて7段階、湯量もワンタッチで簡単に変えられるので、自分好みのコーヒーを自在に作ることができます。それに、クレマもしっかりハイレベルで作れるので、楊枝一本でラテアートの世界を存分に楽しめるのも魅力です。最近は、エスプレッソマティーニが世界のカクテルランキングトップ10に入るなど、世界的にコーヒーカクテルが流行しているので、寒い夜、1日の終わりには、エスプレッソカクテルで少し、心と体を温めるのもおすすめです。新しい日常のうち時間は、コーヒーの生活を彩るさまざまな魅力と可能性を改めて教えてくれているのだと思います。

バリスタ篠崎 好治

1979年生まれ。神奈川県出身。ヨーロッパへの留学時、本場カフェ文化に魅了されバリスタの世界へ。数々のイタリアンバールを経て現在はカフェ開業コンサルティング、メディアでの技術指導、レシピ提供、専門学校講師など幅広く活躍。2017年バリスタ田口希憲氏と共にBarista「SALTO」設立
レコールバンタン講師 日本バリスタ協会 技術研究委員長
書籍監修
『大人のためのコーヒー絵本』(日本文芸社)
『お家でデザインカプチーノ』(ソニーマガジンズ)
『ラテアート&デザインカプチーノ上達BOOK』(メイツ出版)
『こだわりを実現するコーヒー上達BOOK』(メイツ出版)

篠崎 好治