スピードスケート選手

高木 菜那

平昌オリンピックのスピードスケート競技において、2つの金メダルを獲得した高木選手がレースの前に必ず口にするもの。それは1杯にも満たない、ごく僅かなコーヒー。今回は、オンとオフを彩る個性的なコーヒーライフについて語っていただきます。


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家族みんなが待ち望んでいた、理想のコーヒーマシン

もともとコーヒーがすごく好きで、家でもよく飲んでいたのですが、このマシンに出会うまで、本格的なものは持っていませんでした。すごく欲しかったのだけれど、夏場は合宿ですし、冬になれば遠征などで殆ど海外に行っていたりするので、持っていてもあまり部屋にいられないので。だからJURAのマシンも実家に置いているんです。両親は私以上にコーヒーが大好きなので、「こんなにおいしいコーヒーが家で飲めるなんて!」って喜んでくれていて、毎日タンブラーに注いで会社へ持って行ったり、夜もコーヒーの時間を楽しんでいるみたいです。今は自分の部屋は帯広にあるのですが、実家はそこから車で15分くらいなので、帰ったら必ず私も飲むんです。

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JURAが来てから、キッチン周りが変わった

コーヒーを飲み出したのは中学1年生くらいの頃で、やっぱりコーヒー好きの両親の影響というのもあったと思います。今、キッチンに置いてあるのですが、このマシンが来てからはその周りまできれいに整えられているんですよ(笑)。お洒落な見た目だから、インテリアを工夫してみたくなったんですね。このマシンは豆や水の量を変えて味を調整できるところが良いですね。家族の好みはそれぞれだし、私も日によって濃いめで飲みたかったり、逆に薄めが良かったりするので本当に便利ですし、しかもお手入れが指一本。実家でも気兼ねせず、存分に楽しませてもらっています。

限られた時間でも、コーヒーのある景色は楽しい

コーヒーの味や香りはもちろんですが、コーヒーのある風景というか雰囲気も好きで、だからカフェにいる時間ってすごく落ち着くんです。休日は友人と行ったりもしますし、遠征前の合宿で海外に行ったときもカフェには立ち寄ります。カフェはどの街にも必ずありますから、限られた時間の中でもすぐに見つけて楽しめますよね。妹(スピードスケート高木美帆選手)もコーヒーが好きなので一緒に行ったりしますね。でも味の好みは違う。妹は薄めが好きですが、私は酸味が強いものよりは深みがあるものが好きです。だからエスプレッソも飲むんですが、海外で初めてそれが目の前に出てきたとき、カップの小ささに驚いて「オーダーの仕方間違えたかな」って思って。後々、エスプレッソはそういうコーヒーだということを知りました(笑)。

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飲める時にすぐ出せる、最高の一杯

私はレースの1時間前には絶対にコーヒーを飲むんです。身体が温まりやすくなるし、カフェイン効果で気持ちが上がってくれるので。けれど利尿作用もありますから、飲むのはほんの少しだけ。それでも必ず持って行って飲みます。レースに限らず普段の演習期間中でも、気兼ねなくコーヒーを口にできる時って実はとても限られていて……大好きなので飲み出したらもっと飲みたくなっちゃうから控えることが多いんです。特に自転車で行うトレーニングの時、片道50キロとかのロングロードだと2時間近くトイレに行けないので、飲みたいけれど、我慢。サプリメントを摂るときも、カフェインで吸収されにくくなるので、コーヒーを飲む時間は調整しますね。思い切り口にできるのは、練習が軽めのときや休日くらいです。だから、おいしい一杯を飲みたい時にすぐ飲めるコーヒーマシンが、ずっと欲しかったのかもしれません。JURAのマシンが来てから、実家に帰る日がますます楽しみになりました。

Profile

高木 菜那スピードスケート選手

1992年7月2日生まれ、北海道出身。日本電産サンキョー所属。A型。
妹は同じスピードスケート選手の高木美帆。兄の影響でスケートを始め、2014年2月のソチオリンピックで代表選手に初選出。そして、姉妹揃って出場した2018年2月の平昌オリンピックでは、団体パシュートおよびマススタートで金メダルを獲得。
マススタートの「初代女王」という栄光をつかむと同時に、日本人女子選手では夏期・冬期を通じて史上初となる「オリンピック1大会で2個の金メダル」という快挙を成し遂げた。