ラ テンダロッサ 料理長

西沢 健三

日常を豊かにする、本物へのこだわり

イタリアンレストラン「ラ テンダロッサ」料理長の西沢健三さんは、料理はもちろん、コーヒーにも強いこだわりを持っています。「食事の最後のコーヒーがだめだと、すべてが台なし」と、自ら厳選した豆をナポリから取り寄せ、エスプレッソ専用マシンで本場の味を再現し、最高のもてなしを心がけているそう。西沢さんに家庭でのコーヒーやコーヒーマシンのお話を伺いました。


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イタリア人にとってのコーヒーライフ

13~14年前、イタリアのフィレンツェあたりに4年半ほど滞在していましたが、JURA(ユーラ)の「ENA Micro 1」ほど、こんなに小さくてシンプルでオシャレなコーヒーマシンは見たことがなかったですね。
知り合いの家には現地メーカーのマシンがあったんですけれど、粉を買ってきてエスプレッソをいれるので、あまりおいしくないし、手入れもめんどうで……結局、直火でフツフツとやってました。
コーヒーマシンはあまり家庭では見かけなくて、ポットなど直火でいれるスタイルの器具が必ずありました。イタリア人にとってのコーヒーはやはりエスプレッソで、しかもとてもレベルが高い。そういう意味で、彼らの舌を満たす家庭用のコーヒーマシンというのはなかったのかもしれません。

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家でコーヒーを楽しむということ

そもそも、コーヒーのおいしさって、1番に機械、2番に豆だと思うんです。どんなに良い豆を使っていても、力がたりないマシンだと本当においしくないですよね。
そして、もうひとつのポイントは毎日飲むということ。どんなにおいしくても、少しでも面倒があれば、続かない。だって、多くの方がエスプレッソマシンを買って、使わなくなったという経験をしているでしょう。豆を挽いて、セットして、水を入れて、やっと飲んで、片づけもたいへん。これでは続かない。最近はやっているカセット式だって、一杯ずつカセットを入れて、その都度出さなきゃいけない。我が家は妻が倹約家で、いろいろな器具のコンセントが抜いてあるんで、それをまた差し込むだけでも、めんどうなんです。
そういうことを考えると。毎日飲むことって、いかに楽か?という部分がすごく大きいですよね。お風呂だってそうじゃないですか。ボタンひとつ。その点「ENA Micro 1」は水と豆を入れておけば毎日ボタンひとつを押すだけだし、メンテナンスも自動なので本当に楽。いくらコーヒー好きな人でも、家庭で毎日コーヒーを楽しむには、これくらいシンプルで、操作が楽でないと難しいと思います。

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コーヒーライフへ

私は料理人なんですけど、コーヒーに関しては、マシンの選定はもちろん、味の調整、豆のチョイスも自分で決めています。それは、コーヒーを食事の一環として大切に考えているから。15人のスタッフすべてがプロ意識をもって、せっかく前菜からデザートまで完璧に提供できたとしても、コーヒーだけ手を抜いてしまうと、そこですべてが台なし。でも世の中には、料理はすごくこだわっているのに、コーヒーマシンを妥協してしまって、なんでコーヒーだけ?っていう店が結構ある。だから私は、最後のコーヒーまでイタリアンにこだわった本当のエスプレッソを提供したいと思っています。
もちろん、家では店のようなマシンというわけにはいかないのですが、やっぱりおいしいコーヒーが毎日飲みたい。それを考えると、これぐらいの大きさで本格的なら、この値段はありかなと思いますね。安全だし、簡単だし、豆を挽く音も小さい。デザインはオシャレだし、何より、家で挽き立ての香りが楽しめるのは画期的。ゲストが来たときとか、ホームパーティーのときに、こういうレストランにあるようなマシンがあると盛り上がりますよね。

Profile

西沢 健三ラ テンダロッサ 料理長

1974年生まれ。4年ほど、イタリアのトスカーナはフィレンツェあたりで修業。トスカーナでの日々の生活のなかで、郷土文化の奥深さとその魅力に取りつかれ、どんな料理でも必ずその土地の背景から成り立っているということを実感。長い歴史が育んだすばらしい食文化世界の一端でもお客様に伝えられるよう、本場トスカーナ地方の料理を提供している。

la Tenda Rossa(ラ テンダロッサ)
神奈川県横浜市中区太田町6-75 関内北原不動産ビル1F
TEL:045-663-0133 定休日:月曜日 http://www.tenda.jp/